眠りに入りにくいことがしばしばあって昨夜もそうだった。
いつものように朗読アプリで誰かが本を読むのを聴いていても眠れない。
ポッドキャストに変えて女性ふたりが話をするのを聴きながら右をむいてみたり左をむいてみたり水を飲んでみたり足をマッサージしてみたり色々してみてもなかなか眠れずでも左をむいて壁を見つめるようにしていたら眠ってしまったようだ。
眠ってしまったというのは起きる動作をするからわかる。
ポッドキャストから流れる不思議な歌になんとも言えない微妙な心地でスマホを手にとって消したのだ。
2時くらいだった。
次の起きる動作が4時だからその間は眠ったのだろう。
またスマホを手にしてメールチェックなんかしはじめたらもう眠れなくなった。
毎日のことではないし、よく聞く話だし、でも仕事のある日だと辛い。
PCに向かってるとお昼あとにはかなり眠くなる。
でも仕事は忙しくずっとキーボードを叩いているからうっかり寝てしまうことはない。
まあ、社会人としてあたりまえ。
しかし、離脱してる感がある。
なんか一瞬海で泳いでいたとか一瞬東京タワーのエレベーターに乗っていたとか。
思うに目を開けながら夢を見ちゃってるんじゃあないかと疑う。
ディスプレイにはしっかりと綴りの間違えていない単語が並んでいる。
あたりまえだコピペだ。
とにかく眠いけど寝てはいない。
なぜなら起きるという作業をしていない。
目をあけているからそれが1秒だったとか1.5秒くらいかな、とかもわかる。
しかし意図した場所に意識が居ないのは事実である。
東京タワーなんてもう何年も行っていない。
さて。これを書いている今、ものすごく眠い。
午後にはもっと眠いはずだ。
できるなら14時にはエッフェル塔、15時にはワイキキ、そして23時にはふとんの中に居たいものである。