SEPTEMBERが終わった

秋の入り口にいるのだから山に行ったり海に行ったりして移りゆく季節を憂いでみたらいいんじゃないかとも思うのだけど。

ほんと時が過ぎるのは早いって毎日言ってるくせにこれからやって来る時間は永遠であるかのようにどんと構えている自分がおかしい。
今でしょ、今なんだよ。

そして部屋の片付けをする。
エアコンがないわたしの部屋は数年前まで余裕でそこに居ることができたのに世が変わったのか自分が変わったのか冗談じゃないほど夏は暑くて本を読んだり眠ることなんて出来ない。
だからエアコンがついている部屋に移る。
リビングの住民になるのだ。
しかし荷物をとりに自分の部屋に階段をあがってさっと欲しいものを取り使い終わればまたさっと戻しに行く。
でもちゃんとあった場所にしまうことはなかなかしない。
机にぽいと置きっぱなし。
小さな山がいくつか出来た。
それをやっと涼しくなってきたから片付けようというわけである。
チェストの上や棚の隙間にも山はあった。
その山々を片付けた。
今だよいまとつぶやきながら。
いつでも何かするにはきっかけがある。
ないのならば欲しい。
部屋の模様替えだったり整理整頓はわたしにとってなにかのきっかけになる。
高い家具やこだわりのインテリアがあるわけではないけれど集めてしまった雑貨や本や色々がたくさんある。
きっかけ作りには困らない。

ひととおり納得いくまで片付けをすませたら海でも山でも行こう。
今じゃないんだやっぱり。